■活力十一(1982.07.04〜、全13話)
プロデューサー:李瑜/共演:呉明春、林俊賢、關禮傑ほか第11期訓練班の生徒が総出演
現代劇。トニーは1話だけ出るはずが、プロデューサーに演技を認められてもう1話出演することになったそうです。
シリーズ中のトニーが主演した「孤獨状元」の1話だけが、2002年発行のVCD「巨星単元劇場・梁朝偉(Episodic Drama VI)」に収録されました。この話を見る限り、学園青春物語だったようです。
「状元」とは、昔の中国の高等文官試験「科挙」のトップ中のトップ合格者の意味ですが、香港では意味が転じて全香港統一試験のトップ成績者のことになりました。トニーは私立校一の秀才で、校長や教師に「ぜひ状元に」と期待されていますが、キャンプで歌える曲が1つもないほど世慣れていません。同級生のチャウ・シンチー周星馳やフランシス・ンー呉鎭宇は「先生にえこひいきされているガリ勉」と反感を持ちますが、トニー自身は友人がほしいし、女の子とも付き合いたかったのでした。模擬テストの時、トニーはあえてひどい点数を取ります。校長らは驚き、偶然トニーが参加した映画ロケ隊の少女との交際に夢中になってしまったのだと邪推します。その少女の友人であるマドンナタイプの同級生が校長に詰問されているのを知ったトニーは、必死に校長に抗弁します。
トニーの真情を知った周星馳や呉鎭宇は、すっかり彼を見直して仲間に迎え入れます。「俺は勉強はダメだけど、ゲームの腕には自信あるんだぜ」と星馳はゲームボーイ機をトニーに見せます。すっかりゲームに夢中になってしまうトニー。成績よりも友情だよね、と無難な結論が出てめでたしめでたし、なのでした。
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