■共演作映画を振り返る・01 「欲望の翼]」■
日本ではいまだに人気が高く、DVDも発売されている王家衛出世作です。ストーリー解説は不要ですよね。
共演といっても、アンディとトニーは顔を合わせるシーンはありません。だってトニーは諸般の事情で、ラストの数分間しか出演しないのですから。香港人の「鹿鼎記」ファンは、多少はアンディ+トニーの久々共演にも期待していたのではないかと思うのに、実に惜しいことです。
しかし王家衛はこの作品を2部作にするつもりで、クランクイン当時は「阿飛正傳一、二集制作発表会」と銘打っていました。
「Smap×Smap」出演時のアンディの証言によると、数シーンは確かに撮影したとのこと。しかし第一作のあまりの不入りに、プロデューサーのアラン・タン[登B]光榮が呆れて出資を打ち切り、続編は幻に終わってしまいました。もしや、そのなかにはアンディとトニーが顔を合わせるシーンもあったのでしょうか?
のちにアンディは自分の会社「天幕」で、王家衛の盟友のジェフ・ラウ劉鎭偉に監督してもらって「アンディ・ラウのスター伝説」(93)を作るほど、60年代のレトロな"理由なき反抗"若者像を自分で演じたかったようです。
この作品については「アンディ・ラウを知るお勧め映画」でどうぞ。
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本編では使われなかった、トニーとマギーの屋根裏部屋シーン。確かギャンブラー役だったはずのやさぐれトニーと、つんと澄ましたマギー。一体2人はどういう関係に? そしてマギーを忘れられないはずのアンディは、どう介入することになっていたのか?
王家衛、もうこの際、未編集フィルム全部放出して! 勝手に編集してあげるから! 「春光再現」でさえフィルムが傷んでたのに、「欲望の翼」になると…湿気の多い香港、カビ生えちゃうよ。
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アンディと王家衛の縁もこれで切れた…のかと思えば、アンディは「『ブエノスアイレス』は最初、僕に出演依頼が来たんだ」と爆弾発言し、ファンを驚かせたこともあります。
さて、この作品は中国でも再評価され、2002年か3年になってからDVD発売された地域もあるのですが、そのジャケットたるや……。
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これですからねえ。
レスリーはこんなスーツ姿で煙草ふかすような役じゃないし、トニーは「東京攻略」の画像使われてる(涙)。
マギーはシティ・ウーマンにされてるし、ジャッキーのカジュアルぶりは…なぜ? カリーナはダンサーで、こんな古風ないでたちは見せません。
何より許せないのは……どーして警官アンディがいちばん背後に追いやられているのよ!!!
恐るべし、中国。王家衛が「2004年には、自分とこで正規版DVDボックス作ってやる〜!」と決心するのも無理はない。(でも高くしないでね) |