|
台湾の海辺の村の食堂の娘・阿不はイルカのアプーと話し、夢見る純情娘。母は香港人、父は台湾人だ。阿不に片想いのロンイーが真珠貝をプレゼントし、求婚するが、彼女は取り合わない。
ある日、ガラス瓶を拾った阿不は中に入っていたメッセージ「君を僕が待っているのを、君は知っている?」に心惹かれ、香港行きを決意した。ガラス瓶を流したアルバートに会うことができたが、彼はゲイだった。アルバートは別れた男性を思いながら、瓶を流しただけだと言う。がっかりする阿不。だが泣き落としでしばらくアルバートのフラットに泊めてもらうことにした。
アルバートの仕事に同行し、クルーザーに乗った阿不は、ライバルのロウ一味に追われる陳子午を無我夢中で助けた。陳子午は様々な事業を手がけ、投資でも成功した実業家だが、孤独で無味乾燥な日々を送っていた。彼は次第に天真爛漫な阿不に心惹かれるようになる。彼女も何とか彼の気を引こうと、話題の台湾マフィアの愛人になりすます。
ロンイーが阿不を探し、香港にやって来た。アルバートのフラットを突き止めた彼は「阿不に会わせろ」と強引にアルバートに迫るが、アルバートは彼を言いくるめ、何とか阿不をかくまうことに成功した。
ある日、陳子午は阿不にドレスを用意し、高級ホテルのレストランを貸し切り、夢のようなディナーを阿不にプレゼントした。だがそこにロウが現れ、決闘を申し込む。ロウが雇ったフランス人格闘家のアランに負けた陳子午はショックを受けるが、阿不の励ましでトレーニングを続けた。
ある日、本物の台湾マフィアの愛人がチェンと一緒にいるのを見て、阿不は陳子午が自分を弄んだと疑い、台湾に去った。
(下の色文字をクリックすると、ラストまで読めます。
もう一度クリックするとラスト部分が消えます。)
阿不を失い、虚しさを感じる陳子午。そんなとき、アランが再び1対1の決闘を挑んできた。阿不のアドバイスを思い出し、笑顔と平常心を保って陳子午は勝った。破産し自殺を図ったロウとも心を通じ合わせた。
台湾の食堂に戻って家業を手伝う阿不。元気のない彼女を、父もそれとなく気遣っている。ある日アルバートと陳子午が尋ねて来た。阿不の父は「おまえがうちの娘を落ち込ませた張本人か!」と激怒し陳子午を追い返そうとするが、彼はひるまず阿不に愛の告白をした。アルバートは阿不の母親にすんなり受け入れられ、阿不と姉妹のように迎えてくれると知って嬉しげ。陳子午と阿不の前でイルカのアプーがはしゃぐ。湾には陳子午が阿不に宛てて流したメッセージ入りのガラス瓶が充満した。村の娘たちがそれを拾い、阿不のようにロマンチックな夢を抱く…。
|