Son of the Beach

 Son of a bitch(サノバビッチ)といえば英語の罵り言葉、オマエの母ちゃん売女!ということだ。そのもじりで”Son of the Beach"、つまりビーチボーイってこと。そう呼ばれるトニーがタイのビーチボーイのように日本人女性をくわえこむわけでは、全然ない(^_^;)。師[女乃]は中年女性のこと。多分、働くおばちゃんを指すんじゃないかな。

Son of the Beach Stuff& Actors

VCDジャケット

香港での上映期間:1991年1月10日〜23日 13日間 興収:636万3,006香港ドル
プロデュース:キャサリン・ホン[示羽]嘉珍 監督:ジョニー・トゥ杜h峰、チッ・ゲイイー戚其義 脚本:ツァン・カムチュン曾謹昌
キャスト:トニー・レオン(沙灘仔)、ンー・マンタ呉孟逹(周師[女乃])、ンー・シンリン呉倩蓮(阿玉)、レイ・チーホン李子雄(李南)、林聰、王天林(周警部)、黄一飛

Son of the Beach STORY
 CID(私服刑事)の沙灘仔は、相棒で男やもめの周師[女乃]と組み、中西薬局を見張っていた。薬局にはいつも店主の継父にぶたれている眼鏡の少女・阿玉がいた。
 ある夜、老土強という男が薬局に現れた。刑事の通報で老土強は逃げのびたが、店主は阿玉を人質にし、李南に射殺された。ショックを受けた阿玉を慰める李南だが、その強引なやり口に嫌悪感を感じる沙灘仔だった。彼らの直属の上司で退職した周警部の後釜に座ったのは、何とあの李南。沙灘仔は阿玉を李南に取られかけてあせる。

  李南の正体はとんでもない悪党だった。罠にはめられ、周師[女乃]は撃たれて重体に。沙灘仔は台湾マフィアに取り引き用の資金を横領したと疑われ、必死に自分ではなく李南の仕業だ、彼の行方を突き止めてみせると訴えかけた。ボスにどうにか李南を探し出す12時間の猶予を与えられた沙灘仔。そこへ、阿玉から伝言が入った。「5時前に必ずKCRの駅に来て」と。

 駅に赴く沙灘仔。李南と阿玉を発見したが、彼らはKCRに乗り込んでしまった。台湾人ヤクザが沙灘仔にぴったりついて来る。沙灘仔に見つかったことを知った李南はとっさに阿玉を人質にするが、金が入ったスーツケースに気を取られた瞬間、阿玉は沙灘仔と一緒に駅に逃げ延びた。李南は台湾人ヤクザに取り囲まれ、車内に銃声が響いた――。

 李南が奪ったはずの本物の札束は、なんと阿玉が足に巻きつけ隠していた。追いかける沙灘仔に「いやよ、返さないわ、周師[女乃]や子どもたちの留学費用にするのよ!」と逃げ惑う阿玉だった。

Son of the Beach view point

・呉孟逹おっちゃんといえば、周星馳との名コンビで一世を風靡したお方。でもトニーとのコンビネーションも結構イケてる。頭のいいトニーが人のいいおっちゃんの保護者って感じになってしまうけど。
・おっちゃんの子どもにまとわりつかれたトニー、邪魔くさげでとても若い父親には見えない。子煩悩ってわけではなく、突き放して見てるけど、本当はちゃんと気遣ってるタイプかな。男の子の立ち小便に付き添うくだりがリアル(^_^;)もし本当のパパになる日が来たら、きっと”子どもに遊んでもらう”タイプで、妻に「大きな子どもがもう一人いるようなもの」と嘆かれてしまうんだ。
・香港デビュー間もない呉倩蓮、後の「恋人たちの食卓」()【等着イ尓回來】(94)などとは比べようもないほど初々しくて、垢抜けてません。眉も太いです(^_^;)
・この何でもありの作品の奇妙さと、哀切な感じを一層強調するのがメインテーマBGMであり、子どもたちが合唱もする曲。何だか耳に残って離れないのだ…。

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