瘋狂とは、イカレた、とかおかしなという意味がある。


1983年作品
監督:
チョウ・ユン楚原 脚本:劉天賜、ケ偉雄、バリー・ウォン王晶
キャスト:フェリックス・ウォン黄日華、バーバラ・ヨン翁美玲、アニタ・ムイ梅艷芳ほか
未見なの。
TVBの人気者が多数出演のバラエティーコメディ。トニーはゲスト出演。
未見なの。ごめんなさい。
・トニーがまだTVBの「四三〇穿梭機」に出演していたころ、周潤發主演の「大丈夫日記」を撮影した映画監督でテレビ俳優でもあるチョウ・ユン楚原は、もうトニーに注目していた。鍛えればよい俳優になると考え、プロデューサーの劉天賜に向かい、トニーをドラマ部門に移すよう進言したというのだ。さらにこのオールスター総出演が売り文句の作品でも、トニーを試験的に起用し、2、3日撮影に参加させて、映画出演の経験を積ませた、ということみたい。

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Fascinating Affairs
 「花心」とは浮気心のこと。プレイボーイや放蕩息子は花花公子と言ったりする。紅い杏とは何のことかな?何となく熟れうれの、触れなば落ちんって感じのたおやかな美女をちょっとエッチに想像させるけど…たとえば当時のチェリー・チェン鐘楚とかね。

1985年作品
監督:
チョウ・ユン楚原 脚本:ウォン・ワンゲイ黄宏基
キャスト:キットこと李倫傑(トニー・レオン)、チェリー・チェン鐘楚紅(ダイアナ)、チョー・ユン楚原(ピーター)、パット・ハー夏文汐(ドリス)、バリー・ウォン王晶、アルフレッド・チョン張堅庭、チュウ・コン朱江、ダニー・リー李修賢、マンフレッド・ウォン文雋ほか

 香港一の富豪の娘、ダイアナと結婚したピーターは、彼女の純真と病弱をいいことに、4人の愛人と浮気を楽しんでいた。英国帰りのじゃじゃ馬従妹、ドリスと英国(留学者)同窓会に出たダイアナは、ピーターや愛人たちと鉢合わせ。怒った彼女はドリスにそそのかされ、夫の海外出張中に仕返しのアバンチュール大作戦に出た。

 心配したピーターのお抱え運転手の兄に頼まれ、不倫を妨害するキットこと李倫傑刑事だが、二人の悪知恵に翻弄される。自分を張愛玲の小説「傾城の恋」の主人公だと思い込んだ妄想狂に殺されかけたダイアナを、キットが助け出した。ドリスはキットに恋をし、しおらしくなるがキットは彼女をからかうばかり。一方、バーで出会った男たちに媚薬入りの酒を飲まされたダイアナはキットといいムードに。そこへ帰ってきたピーター。彼は一計を案じ、ダイアナとキットをおびき寄せて浮気の証拠をつかもうとするが、ダイアナは別の悪漢どもに誘拐された。刑事として身代金を運んだキットだが、金はただの紙切れにすり替わっていた。 ピーターはダイアナが死んだ後の遺産を狙っていたのだ。
  キットとドリスの活躍で悪漢は退治され、ダイアナは薄情な夫に離婚を宣言。キットとも別れのときが来た。車に乗れと負傷したキットを誘うドリス。「何が乗れ、だ。ドアを開けろ!」とキットに命令されて、しおらしくドアを開ける。どうやら二人は似合いのカップルになりそうだ。

・当時の有名人が次々とゲスト登場するアクションコメディー。くっだらない筋書きだけど、見所はそれなりにある。ボーイッシュなパット・ハーがキュート。高級ホテルでチェリーを口説く白スーツの男は張愛玲という有名作家の熱烈ファンらしい。「傾城の恋」での周潤發に成り切っているのだ。アブない。
・もう一人、アブないのが眼鏡に肥満体で腰を前後に振る男。チェリーに媚薬入り酒を飲ませてモノにしようとして、トニーがその酒を飲ませてしまうこの品性下劣男を演じているのが、誰あろう、王晶その人なんである。nancixはコレで、王晶大嫌いになりました。

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YoungCops

 差館とは警察署のこと。青春刑事物語、というわけ。

1985年作品
プロデュース:
リー・ティンセン李天勝 監督:ヤウ・ガーホン邱家雄  脚本:パン・チャイチュン彭濟村、ワイ・カーファイ韋家輝、ツァン・カンチュン曾謹昌
キャスト:トニー・レオン(梁小寶)、ロイ・フォン呂方(芝麻胡)、アニタ・ムイ梅艷芳(梅小姐)、マギー・ツァン曾華倩(阿玉)、張偉健、秦煌
 署に新しく配属された刑事の梁小寶は、同僚の小柄な芝麻胡と組んでイタズラばかり繰り返す。ライバルのちょびヒゲ男・白馬王にいつも手柄をかっさらわれ、女性上司の梅小姐に叱られてばかり。ナイトクラブに潜入中の阿玉に、芝麻胡は彼女が捜査官とは知らずに首ったけ。梁小寶にとってはからかいの対象に過ぎなかった”女男”の梅小姐も、実は幼い弟妹のために懸命に働いていると知り、彼はすっかり彼女を見直してしまう。梅小姐は小寶に心を開き、二人は相思相愛に。

  一方、クラブで潜入捜査官だとばれた阿玉は男たちに拉致された。芝麻胡が無線で彼女の危機を知り、小寶らと共に海洋公園へ駆けつけた。小寶らの活躍で阿玉は救われ、犯人が白馬王の友人だったとわかって、白馬王は警察署の門番に降格された。阿玉も昇進。小寶がいい気になっていると、美女が署内に入ってきた。さっそく口説こうと張り切る刑事たちだが、彼女こそは新しい上司なのだった…。

・トニーの出世作となったテレビドラマ「新紮師兄」シリーズのヒットにあやかり、「新紮師兄」シリーズのプロデューサーが製作を総指揮、ディレクターの一人が監督を務めている。トニーとロイ・フォン呂方のコンビと当時のトニーの交際相手だったマギー・ツァン曾華倩を配し、アニタ・ムイ梅艷芳と組ませたポリス青春コメディ。「新紮師兄」主題歌も登場する。ただしかなりパロディ風で。
 
・何といっても、アクションをきちんとこなしてるトニー、呂方と組んでいたずらっ子のように生き生きふるまっているトニーをご覧あれ。トニーの敏捷さと早口長台詞、あどけない笑顔は、いまの憂鬱トニーしか知らない人には結構意外かも。

・トニーとはテレビドラマでもこの作品でもコンビを組んでいるロイ・フォン呂方は、小柄なせいで「
芝麻胡」と呼ばれているが、これは実は「黒ゴマしるこ」の芝麻糊(チーマー・ウー)と、胡(ウー)という苗字を引っ掛けている。ゴマのように小粒で色が黒いくんってことかな?

・アニタ・ムイ梅艷芳とトニーの組み合わせは、どう見ても”ゴッド姉ちゃんと跳ねっ返りの弟分”。恋人には見えないのが困り物。実は当時のトニーの恋人はカリーナではなく、この作品でドジな潜入捜査官・
阿玉役を務めているマギー・ツァン曾華倩だった。一時は別れていたが、この映画の撮影が縁でよりが戻ったといわれている。TVBタレントだったマギー・ツァンを映画で見られるのは、この作品ぐらいなもの。そう考えると貴重かも。
・香港でもそれなりに好評だったが、台湾の方が大きな反響があり、トニーファンが激増したとか。この作品のヒットが青春アイドル映画のブームを巻き起こした…と論じる台湾の電影評論家もいる。そういえば、日本でたのきんトリオが映画に歌にTVドラマにと活躍したのがこの頃。TVBはたのきんトリオやシブガキ隊のアイドル戦略を、トニー売り出しのお手本にしたのかもしれない(^_^;)

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